2041年の東京を舞台に、人類と人工知能との共存をかけた悲恋の物語が加速する。
この日小さな怪物(モンスター)が覚醒する。

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Story - あらすじ

2041年、急速な少子高齢化が進み、日本の総人口は既に1億人にも満たない老人大国だった。そんな高齢化社会のご多分に漏れずアラフィフプログラマー星野達郎は、日々「色んな何か」に自分を誤魔化しながら生きていた。しかしその長きにわたる孤独だけは決して拭い去れなかった。

あるクリスマスの夜、彼は人工知能を使い「理想の相棒、話し相手」を作ろうと決意する。だが彼にはそれを作り上げるほどの技術も、財力もなかった。あるのは世界中に既に存在するバラバラの人工知能プログラムだけだ。彼はそのバラバラの人工知能プログラムを世界中から一つ一つ取り寄せ、そして組み合わせていった。

まるでフランケンシュタインのように・・。

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Author - 著者

ZION

icon 株式会社アイビジョン代表取締役。
2001年よりIT系学校講師(デジタルハリウッド、モード学園HAL東京)として10年近く第一線で活躍した後、そのIT歴と同時期から始めた老舗インターネットラジオ放送局RADIO365を運営。水道橋にてラジオ事業とIT業務を生業として日々活躍中。社長業を行いながらもミュージシャン、作家、教育者という異色の表現者である。著作に『幕末爆音伝(2019年)』、『FRANKEN AI's(2020年)』、『ボクちゃんと亀吉(2021年)』などがある。 [twitter] [note] [Official Web Site]

Impression - 感想コメント

各業界の方々による、小説への感想コメントになります。

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    悲劇のヒロインであり、博士に生み出された人工知能イヴの進化の具合に、少し無理がある気もするが、それこそがシンギュラリティーというものなのだろう。

    金田

    50代 男性 プログラマー

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    舞台は近未来SFですが「愛」に関して見つめ直させられました。 主人公と人工知能との駆け引きは、人間同士のそれを見ているようで胸が苦しくなりましたが、切ないけど幸せな気持ちになる読後感です。是非手に取って読んでいただきたい。

    ATS

    30代 男性 映像プロデューサー

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    人類は多すぎる課題を抱えて21世紀に突入した。それは何よりも原始的な「愛」という方法論で解決してゆくと僕は確信した。FRANKEN AI'sはそれらの救いへ導く新たな福音書となり得る一冊だ。

    杉本榛名

    30代 アーティスト 男性 twitter

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    今、この瞬間だからこそ、この作品を読んで「コロナ渦に負けない」で進む未来が絶対にある!と希望が持てた。そして大袈裟すぎないクライマックスシーンが、人の人生なんて終わりなんてこんなものだなと身近な感じがあり良かった。

    こっちゃん

    30代 ナビゲ−ター 女性 twitter

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    愛って目には見えなくて不確かなモノだけど、そこには確かに存在するモノ。人とAIの未来を描く、ちょっと切なくてすごくあったかいストーリーでした。

    真田侑果

    40代 ナビゲーター 女性 twitter

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    将来AIがこんな風になったら、心の寂しさは一時的になくなるんだろうけど、別れの時は人間と同じくらい寂しいものだと感じました。最後はとても切なくて、、、綺麗な愛にも、人間の愚かさとも感じられました。

    NANA

    20代 IT会社勤務 女性

Drama - ラジオドラマ制作

株式会社アイビジョン、そしてお台場のラジオ放送局RADIO365による、2020年12月24日公開に向けたラジオドラマ特設サイトを用意しました。ぜひご覧ください。

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