Story - あらすじ
2041年、急速な少子高齢化が進み、日本の総人口は既に1億人にも満たない老人大国だった。そんな高齢化社会のご多分に漏れずアラフィフプログラマー星野達郎は、日々「色んな何か」に自分を誤魔化しながら生きていた。しかしその長きにわたる孤独だけは決して拭い去れなかった。
あるクリスマスの夜、彼は人工知能を使い「理想の相棒、話し相手」を作ろうと決意する。だが彼にはそれを作り上げるほどの技術も、財力もなかった。あるのは世界中に既に存在するバラバラの人工知能プログラムだけだ。彼はそのバラバラの人工知能プログラムを世界中から一つ一つ取り寄せ、そして組み合わせていった。
まるでフランケンシュタインのように・・。